鳩を駆除しないと…【大阪版】

鳩を駆除しないで放置した場合、人間にとって様々な害を与えます。
それらをまとめて「鳩害」と呼ばれますが、９割以上はフン、つまり「鳩糞」による被害と言われています。
具体的にどのような「鳩害」があるのか見ていきましょう。

まず、ハト糞には「クリプトコッカス真菌」「ヒストプラズマ真菌」「トキソプラズマ原虫」「NDVウィルス」「サルモネラ菌」など、人間にとって重大な健康被害をもたらすウイルスや病原菌を媒介する場合があります。
それらの菌は、特に免疫力の弱い老人・子供にとっては、大きな脅威となる可能性があります。

また、ハト糞を放置していると、ゴキブリやダニが大量に発生してしまう原因になることもあります。

そして鳩の糞は人間への健康被害だけでなく、お住まいやマンションの景観を悪化させ、ハト糞自体が酸性のため手すりなどに付着すると金属を腐食させてしまいます。
建物の物件価値を低下させてしまうのは甚大な被害と言っても過言ではありません。

更に、「鳩の鳴き声」による被害も報告されています。
朝早くから屋根の上で集団でハトが鳴く「鳴き声騒音」や、鳩が飛び立つ時の羽の音などが、毎日のように続くので生活にストレスを与えるのです。

もし、鳩がお住まいのベランダやマンションに棲みついてしまった場合は、できるだけ早急にハト駆除業者に依頼して対策することをおすすめします。
鳩が棲みつくと、他の鳩もその場所は安全だと認識して集まってきてしまいます。

鳩は帰巣本能が強く、追い払ったとしても巣に対してとても執念深いため、集団でハトを見かけるような場合は個人での駆除は困難です。
専門の鳩駆除業者に依頼した方がトータル的なコストと時間の両面から考えても得策です。

「鳩害」の９割以上は「鳩糞による被害」と上記でお伝えしましたが、もしハトが糞をしなければ「鳩害」という言葉が無かったかもしれないくらい、鳩糞の被害は深刻です。
以下では鳩害の中で最も人間に影響を与える「糞害」の事例をご紹介します。

・悪臭を放つ
・糞の汚れで建物の美観を損ねる
・ダニやゴキブリなどの害虫の発生源となる
・アレルギー物質や寄生虫、病原菌を媒介する
・糞に含まれる酸成分により、金属を腐食させる
・「クリプトコックス症」「サルモネラ菌」「ニューカッスル病」「トキソプラズマ症」など重大な健康被害を引き起こすウィルスを媒介する可能性がある

たしかに病原菌やウィルスは「可能性がある」という事なので、今すぐ健康被害が実際に起こるわけではありません。
しかし、放置すれば放置した分だけリスクが高まります。
そのような事態になってから駆除、鳩糞清掃を行うのではなく、そのような事態を引き起こさないよう未然に防ぎましょう。